Au
結論から述べると、auで機種変更して使い続けるよりも、ドコモで番号そのまま乗り換え(MNP)したほうが各種キャンペーンが適用されてお得になることが多いです。 そこで今回は、auからドコモへ乗り換えると本当に安くなるのかを実際の料金シュミレーションを元に比較し、ドコモへ乗り換える手順や注意事項を徹底解説します。ドコモへの乗り換えを検討しているauユーザーは必見です! 機種割引もおトク! 小容量プランの「ギガライト/5G ギガライト」は、auのピタットプランと同様に使った量に応じて、料金も増えていく従量制のタイプの料金プランです。 最大容量の「ギガホ プレミア / 5Gギガホ プレミア」では、大容量のデータがお得に利用できるだけでなく、5Gギガホ プレミアならテザリングも無制限で利用可能です。 「ahamo」は、申し込みやサポートがオンラインに限定されるものの、5分以内のかけ放題込みで20GBがお得に利用可能です。 auからも「povo」や「使い放題MAX」など独自のプランを利用できますが、実際どちらがお得なのかを比較検証していきます。 ピタットプランとギガライトの料金比較 まずはauの「ピタットプラン5G / 4G」とドコモの「ギガライト / 5Gギガライト」を比較してみます。 使用したデータ容量に応じて料金が自動的に変動する料金プランです。2つあるプランは4G回線と5G回線の違いになりますが、auもドコモも4G回線と5G回線による料金の差はありません。 ※価格はすべて税込 auのピタットプラン 5G/4G(LTE)は1GB未満、4GB、7GBの3段階で変動するのに対し、ドコモのギガライト / 5Gギガライトは1GB未満、3GB、5GB、7GBの4段階に設定されています。 1GBまでに収まるのであれば、月額料金はドコモもauも変わりないですが、3GB以上利用しかつ割引が適用できるのであれば「ギガライト」の方がお得です。 また、ドコモの「ギガプラン」ではデータ量の上限設定も無料で行えるので気づかない間に使いすぎる心配がない点でも安心です。 使い放題MAX 5Gと5Gギガホ プレミアの料金比較 続いては、auの「使い放題MAX 5G」、ドコモの「5Gギガホ プレミア」を比較してみます。 ※価格はすべて税込 どちらのプランも月間3GBまでに収まれば、月額料金から約1,500円の割引が適用されます。 料金はほぼ横並びですが、ドコモとauのプランの最大の違いは、テザリングも併せて無制限で利用することができる点です。 テザリング機能が備わっているスマートフォンがあれば、パソコンやゲーム機でインターネットが利用が可能です。自身のインターネット利用環境に応じて選ぶとよいでしょう。 また一方で、auは4G機種向けにも無制限プランが提供されていますが、ドコモの場合は月間60GBの上限が設けられています。 U15はじめてスマホプラン U15はじめてスマホプランは、15歳以下のスマホデビューをする方向けのドコモ独自のプランです。 ※価格はすべて税込 15歳以下で契約した後は、18歳までは毎月のデータ量5GBで利用することができます。 また、「はじめてスマホ割」等の割引適用で月額1,078円~の利用も可能です。 5分以内の国内通話が何度でも無料になるので、初めてのスマホにぴったりのプランです。 ahamoとpovoの料金比較 最後にauの「povo」とドコモの「ahamo」を比較してみます。 ※価格はすべて税込 povoとahamoでは料金形態が大きく異なります。 ただし、一般的なデータ量20GB、5分以内のかけ放題込の料金で比較すると、「ahamo」の方が安くなります。また、完全かけ放題の追加費用についてもドコモの方が安くなっています。 ただし、povoには3GBまでの小容量帯や24時間限定で無制限で利用できるといったプランの自由度ではahamoに勝っている部分もあります。 そのため、毎月どれくらいのデータ量や電話の頻度から使い方にあった方を選ぶことがおすすめです。 家族2人、3人で契約した場合の料金比較 家族で乗り換えると、auは「家族割プラス」、ドコモは「みんなドコモ割」が適用されます。 家族割に入る回線数に応じて割引額が変動するため、ここでは家族2人と3人で乗り換えたケースを想定して料金を比較してみます。 auとドコモの両者ともに、2回線契約すると1回線当たり550円引き、3回線契約で1回線当たり1,100円引きとなります。 家族3人で1GB未満で収まる人は1人当たり2,365円から利用可能です。最大の7GBまで使っても1回線当たり5,665円です。大容量プランでも2回線、3回線で契約するとお得に使えます。 ※価格はすべて税込 機種代金の比較 機種代金はどのような違いがあるのでしょうか。 iPhone 13 128GBを例にして、auの「スマホトクするプログラム」と、ドコモの「いつでもカエドキプログラム」をそれぞれ適用した場合の料金を比較してみました。 auの「スマホトクするプログラム」もドコモの「いつでもカエドキプログラム」もプログラムの名前が違うだけで、残価設定型のスマホ購入補助プログラムで24回払いを条件に23回までの支払いが安くなるという仕組みは共通です。 最終回支払い分(残価)については、23ヶ月目に購入したキャリアに返却すると免除されます。 ※auは機種変更した場合、ドコモは乗り換えをした場合で比較※auは25ヶ月目、ドコモは23か月目に返却をした場合で計算※価格はすべて税込 このように、ドコモに乗り換えて同じ機種を購入することで、乗り換え時限定の割引が適用されるので、実質の購入価格も約半額まで抑えることもできます。 どんな人がauからドコモへ乗り換えるべき? ここまでの料金プラン比較やシュミレーション結果を踏まえて、auからドコモに乗り換えるとお得になる人はこんな条件に当てはまる人です。 ドコモの「ギガライト/5G ギガライト」は、無料のオプションでデータの上限設定も行うことができるので、使いすぎて高くなるのが心配な人でも安心できるポイントです。 「いつでもカエドキプログラム」はギガホ系のプランだけでなく、ahamoを利用していても利用可能です。 このようにさまざまな利用スタイルに対応しており、またどのプランでもお得に利用できる点がドコモの特徴です。 今回紹介したキャンペーンはいずれもauからドコモへ乗り換え時に利用できるキャンペーンなので、チェックしておきましょう。...